ジュニアテニスに取り組む子ども向け目標達成シートテンプレート

ジュニアテニスのコラム

こんにちは、神奈川県横浜市でレニックステニススクールとじぶんビジョンを運営している高田です。

近年は、メジャーリーガーの大谷翔平選手が高校生の頃に作成したマンダラチャートが注目され、目標設定から目標管理、目標達成までを子どもに学ばせたいというご家庭が増えています。

僕が運営する子ども向けの目標達成コーチング「じぶんビジョン」でも、ジュニアテニス選手の目標設定から目標達成までを伴走し、

県ジュニア・関東ジュニア・全日本ジュニアでの優勝や、裏年での全日本ジュニア初出場を達成することができました。

この記事では、そのような実例や経験を踏まえて、ジュニアテニスの目標設定に使える目標シートのテンプレートとその使い方や記入例について紹介します。

目標がない!?ジュニアテニスをするなら、まずは目標を立てよう!

まず本題に入るまえに、前提となる大切なお話をしたいと思います。

きっとこの記事に辿り着いている時点で、あなたは明確な目標を立てる重要性を知ってるでしょう。

しかし、ジュニアテニスをしている子どもで明確な目標を持っている子どもはそう多くありません。

テニスが楽しいからただやっている目標がない子、「関東ジュニアに出たい!全日本ジュニアに出たい!」と目標っぽいことを言っているだけの子がほとんどです。

もちろん、楽しいからやるのもなんとなく夢を言うのも、全然悪いことではありません。

ただ、ここでお伝えしたいのは「放っておいても子どもが明確な目標を持つことはない」という事実です。

言い換えるならば、大人が一緒に明確な目標を立てるフォローをしてあげなければ、ほとんどの子どもは目標達成どころか、正しい目標設定すらできないのです。

日本一や全日本ジュニア初出場を叶えた目標達成シート

じぶんビジョンでは、これまで約2年間ジュニアテニスプレーヤーの目標設定から達成までを伴走し、裏年での関東ジュニア・全日本ジュニア出場や、県・関東・全日本優勝など成果をあげてきました。

3~6ヶ月後の明確な目標を立て、そこから逆算して計画を立て、その計画に則ってやりきるというフレームワークをもとに、第三者であるコーチ(テニスのコーチではない)が伴走をし、これらの目標達成を実現してきました。

さて、ここからはそんなじぶんビジョンで実際に使っている目標達成シートとその使い方や記入例を紹介します。

じぶんビジョンの目標達成シートのテンプレートをダウンロード(エクセル・PDF)

目標達成シートをダウンロードするには、じぶんビジョン公式LINEの登録をお願いします。

登録後、アンケートをお答えいただくと目標設定シートやそのマニュアルのダウンロードが可能です。

まずは読み進める前に、テンプレートのダウンロードをし、シートをみながら続きの使い方を確認しましょう。

じぶんビジョンの目標達成シートの書き方

※詳しい使い方は、公式LINEでダウンロードできるマニュアルをご確認下さい。

目標設定シートを作成するうえで注意すべきポイントは以下の通りです。

【Vision】

Q1:あなたの目標はなんですか?
・まずは1~3ヶ月後の目標からはじめる。
・定量評価できる(達成したかどうかがわかりやすい)目標を立てる。

Q2:あなたの目標が叶ったら…
・目標が叶った場面をリアルに思い浮かべる。
・見える/見えないの概念が難しい場合は、他人/自分から考える。

Q3:○年○月○日までに達成したい目標は、
・期日を具体的にする。
・Q2の自分・他人の項目から最も心が動くものをひとつずつ選び、Q1の目標と合わせる。

Q4:目標を達成するために行うルーティン
・「いつ+なにを+どれくらいする」のかをはっきりと決める。

【Plan】

・目標から遡って、ステップ目標を立てる。(現在地から立てない!)
・ステップ目標は定量的もしく第三者が判定できるものにする。
・ステップ目標を達成するために必要な具体的な行動を決める。

【Daily】

・毎日1~2行でまとめる。
・「もし、やり直せるなら…」は、次にどうするかまでを考える。
・ルーティンチェック表に○/×で記録する。(80~100%の達成が目標)

じぶんビジョンの目標達成シートの記入例

実際の記入例はこちら

うちの子にも、親子でも目標達成シートを活用できるのかしら…

ここまで読み進めてみて、いかがでしょうか?

うちの子にもこんなことができるのかしら…。

親がここまで伴走しきれるだろうか…。

と不安になった方もいらっしゃるでしょう。

この不安、半分正解半分不正解といえます。

このシートを利用して上記のような素晴らしい成果や学びの経験を生み出すことができたのは事実であり、それはどのような子であっても可能です。

もちろん、成果は運の要素もありますから約束はできませんが、目標に向けて努力することで成長し、成果が出る確率を高めることは誰でもできます。

そして、その過程からさまざまな学びを得ることができます。

しかし、その道のりを子どもに丸投げしたり、親が伴走したりしようすると、ほぼ必ず完走できず、良くて三日坊主で終わります。

これはじぶんビジョンシートをダウンロードいただいた方への追跡アンケートでも明らかになっていますし、

これだけじぶんビジョンのプログラムの中身を公開しても、実際にサービスをご利用頂けているのが何よりも証拠だと思います。

つまり、家庭内で子どもの目標設定から目標達成までを管理することは、ほぼ不可能なのです。

一方で、第三者のコーチに任せてそれを管理することは、ほぼ100%可能なのです。

もし、ジュニアテニスで成し遂げたいことがあるなら、ぜひ1度ご相談ください。

まとめ

最後に、違う角度から目標の重要性のお話を。

もし、目標を立てずにジュニアテニスに取り組んだらどうなるか。

僕の肌感覚では、明確な目標を持っている子とそうでない子で、結果にはそこまで大きな優劣はつかないのではないかと思っています。

先にも述べたように、スポーツの結果には多分に運がはたらくからです。

しかし、明確な目標を持っている子は結果が出たとしても出なかったとしても、その原因を突き止めることが出来ます。

なぜなら、目標や計画に自覚的であり、どのタイミングで何が原因でその計画からズレたのかがわかるからです。

一方で、明確な目標がなければ、例え日本一になったところでその要因を知ることはできないでしょう。

このように成功や失敗の原因から学ぶことができなれば、次に繋がる学びは得られません。

次のテニスでの目標に対してはもちろんのこと、その先の人生に活きる学びを手にすることが出来ないのです。

本来は、そのチャンスが目の前にあるにもかかわらずです。

このようにすこし大きな視点から見ても、目標を持つことの価値は大きいのです。

まずは一緒に目標設定からはじめてみませんか?

気になる方は、ホームページもしくはLINEからお問い合わせ下さい。

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