こんにちは、神奈川県横浜市でレニックステニススクールとじぶんビジョンを運営している高田です。
僕たちはジュニア育成に力を入れて、これまでテニススクール運営を行なってきました。
これまで日本一や全国上位の戦績を残す選手を多数輩出し、2021年には10年連続全日本ジュニア出場を達成しました。
ジュニア選手の育成というのは、とても労力がかかる難しい分野です。
だから、本当にジュニア選手の育成に力を入れているテニススクールか、サービスとしてキッズ・ジュニアテニスを取り入れているテニススクールかで二分されます。
テニス経験のある親御さんであればその見分けがつくと思いますが、そうでなければどちらも同じテニススクールに見えるでしょう。
今回は、本当にジュニアテニスに力を入れているテニススクールかどうかを見極めるためのチェックポイントを紹介したいと思います。
ぜひ、以下のチェックポイントを参考にして、テニススクールを選んでみてください。
ジュニア育成テニススクールの選び方!チェックポイントはここだ!
冒頭でも少し触れましたが、ジュニアテニススクールは大きく2種類に分類されます。
- テニスを競技として捉え、各地方や全日本単位の大会での活躍を目指すテニススクール
- テニスを趣味のひとつとして捉え、楽しみや運動としての継続を目指すテニススクール
これらは決してどちらが良いとか悪いとかではなく、そもそもの方向性が違うというお話です。
だから、テニスを楽しみたいのに前者のテニススクールを選んだり、テニスで勝ちたいのに後者のテニススクールを選んだりすると、不幸になるということです。
ここからは、前者の競技者としてのテニスで結果目標を達成するために適したテニススクールの見極め方を解説していきます。
練習時間・頻度・環境がジュニア選手として適正である
以前の記事で、全国大会を目指すた目に必要な練習量などをまとめたジュニアテニスロードマップを紹介しました。
この練習量(練習時間)をクリアできるテニススクールであれば、まずはジュニア選手の育成に力を入れていると言えるでしょう。
1回のレッスンが2時間未満であったり週3回以上のクラスがなかったりするならば、いくらジュニア育成を謳っていたとしても、そのテニススクールは優れたジュニア選手を育てることはできないでしょう。
また、選手の人数に対するテニスコートの面数やフィットネス等の施設が充分に揃っていることも重要です。
テニスは練習しないとうまくなりません。
だから、練習時間・頻度・環境などのハード面は、競技テニスに向いたテニススクールであるかを見極める1つのチェックポイントになりうるのです。
テニススクールの所属選手の層が厚い・質が高い
体験レッスンを受ける機会があったら、自分の子どものテニスだけでなく周りの子どもや親御さんにも目を向けてみましょう。
チーム全体の年齢や性別の偏りをみると、そのテニススクールがいかに計画的に選手の育成を行なっているかがわかります。計画性のない選手育成では、層に偏りが生まれて継続性がなくなります。
また、子どもは同じ環境にいる同世代の子どもに影響されて成長するので、良い仲間がいるテニススクールを選ぶべきでしょう。
ジュニアテニスは親御さんの協力も不可欠になります。お互いに協力し合えるような気の合う親御さんがいるテニススクールを選ぶと良いでしょう。
5年以上に渡り、複数の全国クラスの選手を輩出している
先に紹介した2つのチェックポイントをクリアできるテニススクールはそれなりにあります。
ただ、このチェックポイントをクリアできるところは限られてくるでしょう。
決して、これまでの実績が全てとは言いませんが、連続して全国レベルの選手を輩出し続けるというのは、とても難しいことです。
テニスの指導力だけでなく、子どもや親御さんとのコミュニケーション能力といった、優れた能力と人間性を兼ね備えた指導者がいなければ、複数の選手と長い年月結果を出し続けることはできません。
1回や1人であれば、素質のある選手と巡り合って勝手に上達して結果が出るということもありますが、連続して良い結果を出しているというのは良いテニススクールであることの1番の証明といえるでしょう。
まとめ
僕はここ数年「趣味テニス」から「競技テニス」に移行するタイミングのジュニアテニスを主に指導してきました。
そのなかで、通っているテニススクールと目指す目標のミスマッチが起こるケースが多いことに気づきました。
例えば、週3回レッスン(90分/回)に通っている中学生が「全日本ジュニアに出たい!」と言えてしまうくらい、生徒側のジュニアテニスに対する情報が足りていないのです。
だからこそ、当ブログではジュニアテニスに関わるすべての方に向けて情報を発信しています。
ぜひ、目的に合ったテニススクールを選べるように、当ブログの情報を活かしてくださいね。
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