こんにちは、神奈川県横浜市でレニックステニススクールとじぶんビジョンを運営している高田です。
今日は、ジュニアテニスでなかなか上達しない子供の特徴を解説します。
なぜうちの子は上手くならないのか、試合に勝てないのか…。
そのような伸び悩みを感じている親御さんは、ぜひ最後まで読んでいって下さい。
試合に出ても勝てない、練習もだらだら。子供にテニスを辞めさせるべき?
これは、公式LINE「ジュニアテニスお悩み相談室」(現在は休止)でいただいたお悩みのひとつです。
結論から言うと、僕はテニスを辞めるか辞めないかは子供が決めることだと思っています。
子供のテニスですし、親が決めることではないからです。
お金を出しているのは親なのだから…という意見もあるでしょうし、相談するくらいはいいと思います。それは家庭の方針次第でしょう。
しかし、もし今子供がテニスでなかなか勝てなくても・上手くならなくても、なぜ今は勝てないのか・上手くならないのかさえ理解していれば、気長に待てるのではないかと僕は思うのです。
試合に勝てない・上手くならない子供の5つの特徴とは?
大前提として、定期的にテニスをやっていて、まったく上手くならない子供はいません。
これは、これまで10年以上に渡り、幼稚園児から高校生まで、やる気のある子から親にイヤイヤやらされている子まで、部活やテニススクールで、ジュニア選手を指導してきて得た知見です。
つまり、あなたのお子さんが以前と比べて「上手くなっていない」なんてことはあり得ないのです。
ただし、上手くなるスピードが速い子と遅い子はいます。
ここでは、上手くなるのが遅い子をなかなか上手くならない子と定義して話を進めます。
なかなか上手くならない子の特徴は以下の通りです。
- 練習量が少ない。
- 運動能力や体力(身長/体重含む)が低い。
- 精神年齢が低い。
- テニスへのモチベーションが低い。
- 外の試合に出ていない。
- (コーチの指導が間違っている)
僕の感覚的には、これらの特徴が3個以上当てはまるならば、なかなか上手くならない子供に分類されると思っています。
逆に言えば、3個以上クリアすれば上手くなる子になれるということです。
なかなか子供のテニスが上手くならない時に親が出来ること
もし、なかなか我が子のテニスが上達しないとお悩みなら、この特徴で変えられるところから変えていきましょう。
例えば、練習量と試合量は今すぐ変えることが出来ます。
この2つを増やすことで、最低でも上手くならない理由で当てはまるものを3つに抑えることが出来ます。
つまり、残り3つのうち1つでも変われば、上手くなる子に変わっていくのです。
しかし、残り3つはその子によって変わる時期が異なります。
身長や体重は成長期によって異なりますし、精神的な成長もいつ起こるのかはその子次第ですし、テニスへのモチベーションは練習や試合を重ねる中で上がってくるかもしれません。
これらは子供も親もコントロール出来ることではありません。
つまり、親が出来ることはテニスを精一杯できる環境(練習量・試合量)を整えてあげて、あとは気長に見守ってあげることなのです。
まとめ
大切なことなのでもう一度言っておきます。
テニスが上手くならない子供はいません。
必ず上手くなりますし、必ず試合でも勝てるようになります。
ただ、それは続けていればの話です。
だから、コーチや親はほんの小さな成長をも見逃さずに、良くなったことにフォーカスしてあげるべきです。
なぜなら、なかなか上達しないことは子供が1番身に染みてわかっているからです。
どうすればジュニアテニスを卒業するまで継続できるのか、それが1番の課題なのです。
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