ジュニアテニスシューズの正しい選び方!サイズ・メーカー・サーフェイスどう選ぶ?

ジュニアテニスと道具

こんにちは、神奈川県横浜市でレニックステニススクールとじぶんビジョンを運営している高田です。

テニスをしたことのない親御さんにとって、子供のテニスシューズを正しく選ぶのはとても難しいことです。

なぜなら、ナイキ・アディダス・ニューバランス・アシックスなどのメーカーの違い、オールコート・カーペット・オムニなどのサーフェイスの違い、サイズ・幅の違いから適したものを選択するのは難しいからです。

テニスシューズは、ラケット以上にジュニア選手のパフォーマンスや怪我に大きな影響を及ぼします。

今日は、ジュニアテニスの正しいシューズの選び方について解説したいと思います。

ジュニアテニスにおけるテニスシューズのサイズ・幅の正しい選び方とは?

テニスシューズを選ぶ際に最も大切なのがサイズと幅です。

もちろん、甲の高さやアーチ部や踵の形、ソールの種類などこだわればキリがありませんが、ジュニア用テニスシューズの場合はそこまで大きな差がないため、きちんとサイズ・幅を正しく選べば問題ありません。

サイズは、足長+1cm程度のものを選びましょう。

幅は、足囲に見合ったサイズのものを選びましょう。

測ってみるとわかると思いますが、多くのジュニア選手は大きめのシューズを選びがちです。靴紐をきちんと締めると紐が長く余る子はサイズが大きい証拠です。

足長や足囲を測る際の注意点としては、

  • 朝ではなく夕方に測ること(朝と夕方以降では、足のサイズに0.5~1cmほどの差が出るため)
  • 座った状態ではなく立った状態で測定すること(足裏に体重が乗りサイズが変わるため)
  • ソックスを履いた状態で測定すること

が挙げられます。

このように、テニスシューズを買うときには必ず足長・足囲を正しく測って選びましょう。

ジュニアテニスにおけるテニスシューズのサーフェイスの正しい選び方とは?

テニスシューズは、利用するサーフェイスによって変える必要があります。

テニスシューズには、主にオールコート用、オムニ・クレーコート用、カーペットコート用があります。

オールコート用はその名の通り、全種類のコートで使えるシューズですが、基本的にはハードコート用だと考えた方が良いでしょう。

オムニ・クレーコート用は、その名の通り滑りやすいオムニコート・クレーコートでもきちんと踏ん張れるように靴底がブツブツに設計されているシューズです。

カーペットコート用は、インドアに多いカーペット素材のコートでも動きやすいように靴底がツルツルに設計されているシューズです。

よくある質問としては、「オムニコートでもオールコートシューズで大丈夫か?」というものが挙げられます。

先にも述べたように、オムニコートやクレーコートは他のコートに比べて滑るため、オールコート用のシューズでは滑りやすく踏ん張れないケースが多いです。

だから、絶対にダメというわけではありませんが、試合をするくらいのレベルになってきたら、そのサーフェイス専用のシューズを使うことをおすすめします。

ジュニアテニスにおけるテニスシューズのメーカーの特徴とは?

テニスシューズに限らず、スポーツシューズには各メーカーに特徴があります。

全体的にやや幅広なラインナップが多いメーカーもあればスリムなラインナップが多いメーカーもあります。

もちろん、それぞれのメーカーが様々なニーズに応えるために色々なタイプのシューズを揃えていますが、それぞれメーカー毎に得意があるということは覚えておくと良いでしょう。

また、アシックスやニューバランスのようなシューズ専門メーカーとウィルソンやバボラやヨネックスのようなテニスメーカーでは、それぞれにシューズにかけられる研究開発費が桁違いです。

どのメーカーを選ぶべきということではありませんが、そのような視点も持っておくと試し履きをするときに違いを感じることができるでしょう。

まとめ

テニスシューズは、テニスラケットよりもプレーの質に関わると言っても過言ではないと思います。

身体が大きく成長するジュニア世代の選手にとって、足元がきちんと整っているというのはとても大切なことです。

靴が合っていないせいで捻挫をしたり、腰痛や肩肘の痛みにつながったりすることもあるのです。

きちんと自分に合ったシューズを選ぶことでプレーの質と身体の健康を守ることができるのです。

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