ジュニアテニスで才能がある子の特徴とは?強い選手とは違う?

ジュニアテニスのコラム

こんにちは、神奈川県横浜市でレニックステニススクールとじぶんビジョンを運営している高田です。

今日は、ジュニアテニスにおける才能について解説します。

ジュニアテニスの指導をしていると、必ずテニスに向いている子・向いていない子と出会います。

もちろん、向いている子の方がそうでない子に比べて、上達のスピードが速かったり、アドバイスやフィードバックをすぐに理解して動作に落とし込めたりします。

僕が出会った中でも最も才能に溢れていた天才的な選手は、小学校低学年でもはやアドバイスは必要ないほどでした。

では、テニスにおける才能についての考え方と試合に強い選手になるための方法を解説したいと思います。

天才!テニスの才能がある子の特徴とは?

まず、前提として僕は才能がある選手と強い選手は分けて考えるべきだと思います。

なぜなら、テニスの才能がなくても強い選手はいるからです。

才能とは、非常に難しい言葉なので、ここでは「先天的にテニスに向いている能力を持っている子」を「才能がある子」としましょう。

まず、その前提からすると、全国レベルで戦っている選手ですらほとんどが「才能がある子」ではありません。

どちらかというと後述する強い選手に分類される子がほとんどです。

僕が考えるテニスの才能がある子の特徴は以下の通りです。

  • すべてのショットにおいて、感覚的にラケットとボールを的確に扱う。
  • ゲーム感覚(戦略や戦術を立てる能力)が長けている。
  • 身体が大きく強い。
  • 自己認知力が高い。(メタ認知・セルフマネジメント)
  • (テニスをする環境が整っている(頻度・レベル))

正直、これが全て整っている子供は見たことがありません。

どのレベルで整っているか次第でもあるかと思いますが、すべてがトップレベルに揃っているような子供はいないでしょう。

つまり、なにが言いたいのかというと、日本で活動するほとんどのジュニアテニス選手においては才能があるとか・ないとかはほとんど関係ないということです。

だから、我が子にテニスの才能があるのか・ないのかなんて考えるのは辞めましょう。

誰でもなれる!ジュニアテニスで強い選手になるには?

では、才能の有無はジュニアテニスで成果を上げるためにあまり関係ないとして、どうすればトーナメントを勝ち上がることのできる強い選手になれるのでしょうか?

強い選手とは、結果として試合に勝てる子のことを意味します。

つまり、テニスというゲームをよく知り、「どうすれば勝ちやすいのか?」ということを心技体において常に追い求めることができる子が強い子だと言えます。

言い換えるならば、テニスのセオリーを理解したうえで、対戦相手に対してどのようなプレーをすべきを考えることができ、それを実行するための体力と技術と精神力を日々磨くことができる選手が強い選手なのです。

テニスのセオリーの理解力、戦略や戦術の分析力は学べば身につきます。

そして、それを実行するための心技体は日々の練習で身につきます。

要するに、強い選手の特徴は以下の通りになります。

  • テニスのセオリーを理解している。
  • 相手に対して適切な戦術や戦略を立てることができる。
  • それらを実行するための心技体を日々の練習で向上している。

このように、強い選手になることは、ほとんどのジュニアテニス選手にとって可能なことなのです。

まとめ

最後に、強い選手になるために大切なことをまとめて終わりましょう。

先に述べたように、強い選手なるためには、テニスというスポーツへの理解度を高めること、適切な戦略・戦術を立てられること、それを実行するための心技体を身につけることが重要です。

では、これらを身につけるために重要なことはなんでしょうか?

僕は、「質の高い継続」だと考えています。

これらは一朝一夕では身につきません。

子供にとって1番難しいのが、継続なのかも知れません。

だからこそ、継続することが出来れば勝てるようになるのです。

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