小学生・中学生・高校生のジュニアテニスラケットの正しい選び方とは?

ジュニアテニスと道具

こんにちは、神奈川県横浜市でレニックステニススクールとじぶんビジョンを運営している高田です。

以前、ジュニアラケットの選び方についての記事を書いてから、中学生のラケットの選び方についても記事を書いて欲しいという依頼がありました。

そこで、今日は小学生・中学生・高校生のラケット選びについて書きたいと思います。

中学生・高校生から本格的にジュニアテニスもしくは部活テニスを始める方も多いでしょう。

結局、どんなラケットを選べばいいの?

この記事を読めば、自分に合ったラケット選びができるようになるでしょう。

小学生・中学生・高校生のテニスラケット選びの基準とは?

以前、ジュニアラケットの選び方について書いた記事で紹介したラケット選びの基準は「長さ」でした。

その子の身体の成長に合わせて、インチ数を19インチ・21インチ・23インチ・25インチ・26インチと大きくしていけば良いのです。

しかし、中学生・高校生では27インチの大人用ラケットを使うことになるので、ラケットのスペック選びが複雑になります。

ラケットのフレーム形状、重量、バランス、ビームの太さ、ストリングパターン、面の大きさ…など基準となりうるスペックが多々あります。

その中で重要な基準を3つ挙げるならば、重量・バランス・フレーム形状です。

なぜなら、この3つの要素でラケットの特徴が大きく決まるからです。

重量はラケットの重さ、バランスはラケットをスイングした時に感じる重さ(振りやすさ)、フレーム形状はラケットの剛性(しなりやすさ・はじきやすさ)を決めます。

では、次に小学生・中学生・高校生で具体的にどのようなスペックのラケットを使うべきか考えてみましょう。

小学生・中学生・高校生におすすめのテニスラケットの選び方

小学生・中学生・高校生、すべての段階に共通して言えることは、成長段階にばらつきのあるジュニアテニスの世界では一概に「このラケットを使っておけ!」というものがないということです。

例えば、同じ小学5年生の男子でも成長期に入っている子は中学生と同じような体格ですし、まだ成長期を迎えていない子は幼児と同じような体格をしています。

だから、周りの子が自分よりも重いラケットを使っていても、それについていこうと思う必要はないということです。

あくまでも学年や年齢ではなく、その子の技術的・体力的に合うラケット選ぶべきだということは覚えておいてください。

そのうえで、小学生・中学生・高校生は以下の数字を基準にラケットを選ぶといいでしょう。

小学生のテニスラケットの選び方

ラケットの種類:ジュニアラケットもしくは大人用ラケット
重量:240〜285g
バランス:好み
フレーム形状:フラット系→ボックス形状、スピン系→ラウンド形状
※ジュニアラケットから大人用ラケットへの移行についてはこちら

中学生のテニスラケットの選び方

ラケットの種類:大人用ラケット
重量:285g〜
バランス:好み
フレーム形状:フラット系→ボックス形状、スピン系→ラウンド形状

高校生のテニスラケットの選び方

ラケットの種類:大人用ラケット
重量:300g〜
バランス:好み
フレーム形状:フラット系→ボックス形状、スピン系→ラウンド形状

まとめ

テニスラケットは、必ず購入前に2〜3本試打をして比較するようにしましょう。

特にこれら3つの要素の違うラケットを選んで試打すると違いが分かり、自分に合ったラケットを選ぶことができるでしょう。

重量が同じでもバランスが違うと重量感が違いますし、他のスペックがすべて同じでもラケットのフレーム形状が違うと打感が変わります。

ぜひ、ラケットの選び方にもこだわって、自分のプレーを後押ししてくれる武器を身につけましょう!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP